Unsung Hero ~縁の下の力持ち~大腰筋が世界を救う⁈ 24 Mar. 2022
今回は『Unsung Hero』、『大腰筋が世界を救う⁈』、タイトルからちょっと何を言っているのか意味が分かりにくいかもしれません💦世界を救う筋肉とか少し大げさではありますが、リブリスタ体幹コンディショニングジムのコンセプトでもある100歳元気で動けるカラダをつくる目的として、ものすごく重要な役割・働きをする筋肉なので、その”大腰筋”をピックアップしてみていきましょう!
大腰筋とは?
まずはじめに、”大腰筋”って聞いたことありますか?おそらく聞いたことない、あまりなじみのない名前なのでどこに付いている筋肉なのかわからない、どんな動きの時に使われているのかもはっきりとわからないといった感覚ではないでしょうか?あまりなじみのない名前であるのは、大腰筋と言うよりも”腸腰筋”と言われることの方が多いからかもしれません。
では、大腰筋ではなく腸腰筋と呼ばれるのはなぜなのでしょうか?実は、腸腰筋とは、大腰筋と腸骨筋の2つの筋肉(または小腰筋を合わせて3つ)を合わせた総称のことを指します。2つの筋肉の起始部(始まり)が違う場所でも、停止部(終わり)が同じ大腿骨の小転子という太ももの骨の内側部分に付着していることから、まとめて腸腰筋といいます。
ではなぜ今回は、腸腰筋ではなく、大腰筋という用語を使って使い分けているのかというと、それぞれ各細かい機能の違いがあるのはもちろんのこと、”Unsung Hero”として働く筋肉が大腰筋である(腸骨筋は除く)ことを説明したいからです。おおまかな説明をする場合は腸骨筋もあわせて腸腰筋でもいいかと思います。
Unsung Heroって何?
Unsung 「アンサング」とは?『歌う』という意味のsing(シング)の過去形sungにun(アン)を付けて『歌われていない』という意味になります。歌にされていない、歌詞に入っていない、称賛されないとか…この言葉単独で訳すとあまりいい意味ではありませんね💦でもヒーローってついてるから!…そうです✨Uusung Hero(アンサンヒーロー)とは、影の英雄、縁の下の力持ちなどの意味で使われます!
他の類義語では、影の立役者とか、名脇役とか、黒子とかが近いかもしれません。物事を達成するために、裏で支える人などを意味する語…つまり、目立つことはありませんが、目的達成の上での重要な働きをするという意味で、まさに大腰筋は身体の中のUnsung Hero~縁の下の力持ち~であるということを説明したいと思います。
大腰筋の機能って凄い‼
約400個あると言われる骨格筋の中で、上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉で、多くの筋肉の中でも重力に抗う抗重力筋です。骨盤をやや前傾に立ち姿勢を保ち、歩行・走行時には、脚を上げる(股関節の屈曲)働きがあり、歩く時の歩幅を広げたり、歩くスピードを上げたりします。さらに下半身が固定されているときは体幹(胴体)を起すこともできます。
ほかの筋肉と大きく違うところは、筋肉のほとんどが力を入れる時にその筋肉を縮めながら力を発揮する(短縮性収縮)のに対し、大腰筋は重力に抵抗して姿勢保持のために筋肉を伸ばした状態(伸張性収縮)で真の力を発揮します!身体の体軸を上下の引き伸ばすようなイメージで、姿勢を保つための体幹を安定させる機能を果たします!
大腰筋の活躍
- 姿勢がよくなる。下半身太り、骨盤の歪み、猫背・まき肩、O脚・XO脚などの予防や改善
- 骨盤をやや前傾に保ちスタイルアップ、美尻・美脚効果。
- 内臓位置を所定の位置に保つ。ぽっこりお腹の引き締め(脂肪をとるだけでなく)ウエストシェイプ!
- 体幹の安定性により、スポーツ競技のパフォーマンスアップや怪我の予防。
- 日常生活の動きが楽になったり、歩くことがよりよくなることで生活活動代謝アップ‼(脂肪燃焼)
- 健康寿命が延び、いつまでも元気で動ける身体を‼
これだけ身体のとって重要な働きをする大腰筋なのに、なぜあまり知られていないのか?それはUnsung Heroといわれる大腰筋が腹腔の後ろ側にあり、身体の深い部分にあるため深層筋(インナーマッスル)とも呼ばれる筋肉だからです。
インナーマッスルとアウターマッスル
一般的に目に見える表面にある筋肉は表層筋(アウターマッスル)といわれ、そのほとんどが、意識を筋肉に向けることによって動かすことができる随意筋で、強い負荷をかけて行うウエイトトレーニングなどで鍛えることができます。。身体を動かすときに大きな力を発揮したり、関節を動かしたりするときに働く筋肉です。つまり、俳優やエンターテイナーのような表舞台で活躍するようなイメージですね!
対して、インナーマッスルは身体の深層部にある筋肉で、自分の意識で動かすものではなく、その役割として内臓や骨の位置を整えたり、姿勢を正しく保ったりすることです。完全なる裏方です!インナーマッスルを鍛えるには、腹式呼吸を意識的に行ったり、バランストレーニングをしたり、スタビリティトレーニング(静的安定性)など強い負荷を与えるトレーニングというより、筋肉をうまく使えているか⁈、働いているか⁈という脳に刺激を与え神経系に働きかける機能性を高めるようなトレーニングになります。つまり、意識のしづらい、やりにくいトレーニングですね😖
インナーマッスルは普段の生活の中でも、無意識に姿勢を保つために常に持続的に働き続けている筋肉なのです。ただ、意識が行き届かない分、普段使っていないような感覚や、逆に意識しすぎて過剰に力が入ってしいまい、疲れやすくなったりしてしまいます。インナーマッスルは、無意識にうまく働くように鍛えなければ意味がないということですね!
大腰筋の機能性トレーニング
ステーショナリーランジ
- 足幅を縦に大きく広げて両手を腰にあてて後ろ側の脚(膝)を床に近づけるようにゆっくり下ろして、ゆっくりと同じ軌道で元に戻す
- 後ろの脚を下ろすときに、両手を上に(腕は脇の下から)上げましょう。胸の下の肋骨を広げるように胸郭を動かしましょう。
- さらに下ろすときに、前に出している脚の反対側の片手を前に踏み出している脚の方向に胴体を側屈(横に倒す)させながら伸ばしてみましょう。
- 上級・・・前に出している足の下にバランスディスクや、バランスドームなどのエクササイズツールを置くと、より不安定になりバランスをとるための体幹力が働きます。
自分の未来への架け橋
大腰筋がうまく機能して働くようになると、自分では無理に頑張っていなくても、より良い姿勢や身体の本来の動きが自然体でできるようになっていきます。目に見えにくい身体の内側にあるインナーマッスル…その中でも上半身と下半身を繋ぐ大腰筋は影の立役者Unsung Hero~縁の下の力持ち~として裏方の仕事を全うすべく、上半身と下半身という2つの島に橋を架けることで、この2つの島はようやくお互いを行き来できるようになるのです!
もしもこの大腰筋の機能に気づかずに歳を重ねていくとしたら、おそらくあなたの上半身と下半身はバラバラに動き続け、その歪が筋肉や関節、骨にまで負担をかけ炎症を起こし、痛みに悩まされるかもしれません🥶
将来の自分の姿を想像できますか?歩けてますか?背中丸くなってないですか?どこか痛くないですか?もしかしてその痛みに耐えれず、行きたいところにも行けない…会いたい人にも会えない…寝たきりの生かされた生活…になってしまうかもしれません。
自分の未来の姿はいつまでも元気で歩いている…皆さん、そうありたいですよね!大腰筋を機能させる体幹トレーニングができるパーソナルトレーニングジムこそ、リブリスタの体幹コンディショニングです‼さぁ、未来への架け橋を作り始めませんか?一人でも多くの人に、寝たきりなどの介護に頼らない、痛みのストレスのない生活を送れるようになってほしいです!大腰筋は世界中を元気にできると信じています。
リブリスタ体幹コンディショニングジムでは、一人一人の目的達成(スキルアップ)のために、的確で効率のいいプログラムを提供していきます‼
トレーニングはいつから始めても遅くはありません!
あの時やっておけばよかった…
もっと早く気づいていれば…
さあ、一歩踏み出してみましょう‼
人はいつからでも輝ける!100歳元気で動けるカラダを…目指して‼
https://instagram.com/taikanmonster?utm_medium=copy_link
※体幹モンスターInstagram参照
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